「頑張る」の落とし穴
「頑張る」ってなんでしょう?
昔から必要以上に頑張ってしまう癖が40を過ぎても抜けず、いつもひとりでヒィヒィ言ってましたし、今も言ってる気がします。
子どもの頃を遡ると、私は両親に話を聞いてもらいたくて一生懸命話しかけていました。ちょっと悪い事をやって気を引こうともしていました。
でも、母親は自営の工場を放ったらかして一文の得にもならないことに首を突っ込む父親に怒ってばかり。ひと回り上の姉にも私にも不平不満を言ってばかり。
工場のことに家のこと、全部ひとりで抱えていた大変さは今なら分かるのですが、当時まだ小学生だったから構ってもらえないことの方が辛かったのです。
そんな母親の背中を見て育ったせいか、頑張らないと幸せになれない。
頑張っても幸せになれない。
幸せになるには何処まで頑張ればいいの?
そんなスパイラルにどっぷりとハマっていたのです。
いかがでしょうか。
私のようなスパイラルに陥っているは多いと思います。
特に女性は仕事、家事、育児と日々追われています。親御さんの介護をされている方もいらっしゃるでしょう。
何のために頑張るの?
幸せって何だろう?
そこから私の内なる心の旅が始まりました。
初出 2,0170331桜花帖・別冊より
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